はじめまして、理事長のランガです。私は来日しておよそ20年になり、今は足利市に住んでいます。

　ところで、特にコロナ直前の数年、ほとんど日本語もしゃべれず、日本のことも知らないスリランカ人が、非常に増えたと感じるようになってました。

　そこで私は、所属するカトリック教会にいる彼らに話を聞いてみると、大金を借金して来日、しかし仕事も安定せず、社会保険などの制度も知らず、ビザが切れても帰国するお金どころか、借金がまだたくさん残ったまま、しかたなく違法滞在や犯罪に手を染めてしまうケースもありショックを受けました。彼らが借金した金額よりも大分安価で、安心して来日できるルートあれば、このようなケースは減らせるのではないかと考えるようになりました。以上がDMMAの理念の礎となっています。以上を持ちましてご挨拶とさせていただきます。

　足利市は、リトルスリランカと言われるほどスリランカ人が多いことで知られています。

　そんな中、私は、教会で、理事長夫婦と最初は、教会に通っているスリランカ人をサポートする目的で、任意団体としてDMACを彼らと私で立ち上げました。

　やがて現地に日本語学校DMACスリランカ（現DMMA）も立ち上がり、DMMA日本事務所という立ち位置になり、現在にいたります。

　ところで、スリランカは、コロナウィルス、破産宣言、ウクライナ戦争などに翻弄され、非常に厳しい状況にあるようです。できることを実行するしかありませんが、この事業を通して隣人愛を実行できればと考えております。

　是非ご理解とご協力をお願いいたします。